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現在位置: ホーム 法学部・法学研究科 西洋法制史 シラバス

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講義名

西洋法制史

目的

明治以降わが国は、近代化の枠組みである近代法制を整備するにあたって、西欧とくにドイツから様々な法制度、法学説を継受してきた。わが国の現代法制は、ドイツ法史を歴史的源流としてもつ近代法原理に基礎づけられているのである。講義ではそのような歴史的経緯をふまえ、ドイツ法史を主たる考察対象にしつつ、近現代の法と法学、そして国制がどのような歴史的伝統のもとに、またいかなる歴史的条件のなかで形成されてきたかを概観する。講義を通じて、現行法に対する歴史的、比較的な理解を深め、法と政治に関わる勉学に必要とされる、複眼的な視点をもった柔軟な社会科学的な思考を育んでもらいたい。

内容

今年度は、以下の予定に従って授業する予定である。

1)はじめに:講義のテーマと課題   
2)封建社会             
3)中世都市             
4)中世大学の成立                
5)近世の国制:神聖ローマ帝国   
6)領邦体制:プロイセン国制    
7)ローマ法の継受と近世ドイツ法学  
8)近世自然法学と帝国国法論      
9)近世刑事法制と魔女裁判          
10)プロイセン改革1       
11プロイセン改革2         
12)法典論争と歴史法学       
13)ドイツ同盟 
14)三月前期におけるプロイセン国制 
15)三月革命期ドイツにおける法と社会
16)プロイセンにおける三月革命:1850年憲法体制
17)ドイツ第二帝制
18)ドイツ第二帝制期の公法学
19)ドイツ民法典の編纂
20)ヴァイマール憲法体制
21)ヴァイマール期の法と法学
22)ナチズム体制
23)ナチズム期の法と法学
25)ボン基本法体制の成立

教科書

特に指定しない。

参考書

講義の際に適宜提示するが、さしあたり以下の文献をあげておく。
三成賢次他著『法制史入門』(ナカニシヤ出版、1996年)
林健太郎編『ドイツ史(新版)』(山川出版社、1977年)
F.ハルトゥング/成瀬・坂井訳『ドイツ国制史』(岩波書店、1980年)
ミッタイス=リーベリッヒ/世良訳『ドイツ法制史概説・改訂版』(創文社、1976年)
ミッタイス/世良・広中訳『ドイツ私法概説』(創文社、1961年)
シュロッサー/大木訳『近世私法史要論』(有信堂、1993年)
山田晟『ドイツ近代憲法史』(東大出版会、1963年)
メンガー/石川他訳『ドイツ憲法思想史』(世界思想社、1988年)
勝田他編著『概説西洋法制史』(ミネルヴァ書房、2004年)
ハフト/平田訳『正義の女神の秤から』(木鐸社、1995年)

成績評価

学期末の試験による。

コメント

○講義内容に関し、一つのテーマで複数回にわたる講義を行うことも、また複数回の講義を1回でまとめることもある。
○レジュメと講義資料は、講義の際には配布しない。講義レジュメと講義資料を事前にWebCTに掲載するので、それらを各自でダウンロードし、予習のうえ講義に持参すること。
○講義ではパワーポイントを用い、できる限りヴィジュアルな資料を図示しながら講義を行う。
○パワーポイントの資料は、講義後、WebCTに一定期間掲載するので、各自参照すること。
○講義でパワーポイントを用いるため、講義室によっては、プロジェクタを投影するスクリーンの下の席を空けておくこと。
○EU研究修了証プログラム(EUIJ関西)科目(歴史)

Copyright 2010, 寄稿する作者による. 引用/出所元. 三成賢次. (2011, October 19). シラバス. Retrieved April 23, 2017, from Osaka University Open Course Ware Web site: http://ocw.osaka-u.ac.jp/law-and-politics-jp/european-legal-history-jp/syllabus-jp. この作品は次のライセンスによっています: Creative Commons License Creative Commons License