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講義名  保険法
目的 我々は日常生活を行っている際に様々なリスクに遭遇する。そのリスクを回避する最たる制度として保険というものがある。我々の生活にとって、なくてはならない存在となっている保険取引に関する保険法の検討を行う。
2008年6月6日に成立した保険法の趣旨及び現行の実務運営に及ぼす影響についても理解することを目的とする。  
内容

授業の基本的な方法としては、講義形式によって、保険法の基本概念について、一般法である民法との相異点や、その理由について説明を行う。その際に、民法ではどうなっているか、民法の当該規定の制度趣旨は何かについて、受講者に質問を求め、その上で、一般法である民法の規定ではどのような不都合が生じるかについて、双方向による質疑等を行うこととする。従って、受講者が事前予習事項、各設問等について予習を行っていることが前提となるため、教材を事前に配布することとする。

第1回 保険募集に関わる法規制、保険契約の種類等
第2回 保険契約の成立、告知義務総論
第3回 告知義務各論、他保険契約の告知義務・通知義務、保険証券
第4回 被保険利益・全部保険・一部保険・超過保険・重複保険、評価済保険
第5回 保険料支払等をめぐる諸問題
第6回 危険著増の通知義務・重大事由解除・保険事故(保険給付事由)発生の通知義務
第7回 保険代位
第8回 保険給付の履行期、消滅時効
第9回 賠償責任保険、専門家賠償責任保険
第10回 他人の生命の保険契約
第11回 保険金受取人の変更に関する諸問題、保険金受取人の介入権
第12回 保険者の免責
第13回 高度障害保険、傷害疾病損害契約、傷害疾病定額保険契約に関する諸問題1
第14回 高度障害保険、傷害疾病損害契約、傷害疾病定額保険契約に関する諸問題2
第15回 期末試験の講評等

学習方法  1.授業の進め方
事前に配布したレジュメに記載されている予習事項、設問を各自が準備して授業に望むことが前提となる。授業では、各自が予習してきた内容の確認、議論を中心に進められることになる。従って、予習をしてこないと全く無意味な授業となるし、受身的な授業態度では、力はつかないことになる。解らなくとも、自分なりに資料、参考書、判例等を読んで調べてきていることが、授業を受ける際の前提であり、授業では解らなかった点を質問することや、確認する作業が中心となると考えてほしい。他の人の発言から考え方や理論構成を学ぶこともあるので、授業に出席することは当然のことであると認識しておいて欲しい。
2.想定される予習時間・復習時間
保険法を全く勉強していない人にとっては、予習時間は4 時間程かかるかもしれないが、慣れてくれば2〜3 時間程度になると想定している。しかし、各自の能力に応じて時間の長短は発生するものと考えている。復習時間は、授業中に自身が不明であった部分を見直すことに時間を割くことになると考えるので、一概には判断できないが、1 時間〜2 時間程度になると考えている。
教科書  教科書の指定は行わない。
参考文献  落合誠一・山下典孝編『新しい保険法の理論と実務』(経済法令研究会、2008年)
萩本修編著『一問一答・保険法』(商事法務、2009年)
江頭憲治郎著『商取引法 第5版』(弘文堂、2009年)
落合誠一監修・編著『保険法コンメンタール(損害保険・傷害疾病保険)』(損害保険事業総合研究所、2009年)
金澤理監修・大塚英明・児島康夫編『新保険法と保険契約法の新たな展開』(ぎょうせい、2009年)
甘利公人・山本哲生編『保険法の論点と展望』(商事法務、2009年)
塩崎勤・山下丈・山野義朗編『保険関係訴訟』(民事法研究、2009年)

その他、授業の際に、適宜指示をする。
成績評価  授業での発言(場合によっては小テスト、あるいはレポート課題の提出)等を考慮した平常点が3 割(出席点は1 割である)、筆記試験(受講生が10人以下になった場合はレポート試験)が7 割の割合で成績評価を実施する。
コメント  レジュメは、WebCTにアップする。参考判例については、TKC 教育支援システムを利用して検索してもらうことになる。掲載されていないもについては、事前に配布資料として授業1週間目前に公開又は配布する。参考文献は著作権との関係で、WebCTシステムでは掲載できないと考えるので、紙媒体について配布を行うことになる。レジュメ及び資料の配付は、原則1 週間前に公開又は配布する。
 受講する際の条件としては、法科大学院生教育研究賠償責任保険に加入していることが大前提となる。
 エクスターンシップ2での派遣先において、保険会社を希望する学生は受講しておくことを勧める。  
Copyright 2010, 寄稿する作者による. 引用/出所元. 山下典孝, admin. (2010, May 13). シラバス. Retrieved May 30, 2017, from Osaka University Open Course Ware Web site: http://ocw.osaka-u.ac.jp/Graduate-School-of-Law-jp/insurance-law-jp/syllabus-jp. この作品は次のライセンスによっています: Creative Commons License Creative Commons License